各号一覧

「拾遺和歌集の構造―古今和歌集・後撰和歌集の重出歌を通して―（一）」山崎正伸：「幕末中京文人連の西鶴受容（一）―種彦ゆかりの町学者たち―」竹野静雄：「『新編金瓶梅』の武松譚―中国文学からの継承と変容―」熊慧蘇：「太宰治『母』論」佐々木義登：「内田百閒「短夜」論」大谷哲：「李二曲「海過自新」について」久米晋平：「実心実学と天人概念」小川晴久：「『方言疏證』及び『重校方言』所引「曹毅之本」について」佐藤進

「『世間胸算用』の時間Ⅱｰ『平太郎殿』（巻五の三）を中心に－」竹野静雄：「特異修辞と表現方法－虫愛づる姫君の和歌－」保科恵：「『大鏡』における「みな人しろしめたる事」をめぐって－藤原朝成の怨霊説話、再検－」神田邦彦：「『建礼門院右京大夫集』の序・跋と題名－「我が目ひとつに」と「その世のままに」－」下浅千穂：「夜食時分の描いた遊女の「誠」－『好色敗毒散』巻二の一における大夫の生霊化をめぐって－」岡田純枝：「中島敦「木乃井」の構造」新井通郎：「川端康成「日本人アンナ」論」舘健一：「高橋和巳「遥かなる美の国」論」望月芳哲：「安澄撰『中論疏記』中の内典系音義書について」白藤禮幸：「幕末期の森春濤」日野俊彦：「森春涛編『清三家絶句』について」新井洋子：「漱石詩における「白雲」のイメージについて」藤田智章